JAPAN / SHIMANE / SAMURAIDOJO
武道・教育
日本の伝統文化、サムライ文化を通し、「健康」「文化」「精神」の推進と向上を高め、良い暮らしが出来るようにアシストし日本の伝統・文化国内外に普及していく団体です。
/自己紹介
代表理事ごあいさつ

NPO法人 重吉伸一サムライ道場代表理事の重吉伸一です。
「強くなりたい。」という思いから、中学で空手を始め、日本体育大学体育学部体育学科卒業後、32歳で空手道引退。
引退後は空手道をさらに研究するため、居合術・柔術・日本武器術・中国武術など様々な武道に入門。
鍛錬を重ねていく上で、多くの武道には接点があることに気付きました。
武術・空手・古武術・気候・柔術など様々な武道の技術をオリジナルに組み合わせた「サムライ体操」を考案し自ら地域に発信する活動を行うと共に、トレーナーの育成にも力を入れております。
現在は、島根県にある国宝・松江城を拠点にイタリアをはじめとした世界各国で武道の指導・演武、武道を広める活動を行っております。
将来はJAPAN・SHIMANEに文化スポーツ・伝統のある武道を体験する場・資料閲覧や技術向上もために『サムライ会館』を復元設立し各国からSHIMANEに足を運んでいただきたいと考えております。
しまね国の国宝松江城・神社仏閣・世界遺産石見銀山・たたら製鉄・森の恵み食物・海の恵み食物・宍道湖・出雲大社・神話の国・文学スポーツなど多くの日本の歴史を知り和の精神を深めて頂きたいと思っております。
代表理事 重吉 伸一
これまでの経歴
▫️1980 全日本学生空手道選手権大会(団体戦)第4位
▫️1976,1980Nationalチーム選考会出場
▫️1982 第37回国民体育大会空手道競技組手団体優勝
▫️2010〜ロシアや近辺の国に武道の指導始める
▫️2011 西日本実業財団空手道選手権大会マスターズ50歳代型
第3位
▫️2018松平不昧公没後200年祭、松江城大演舞会(古武道)
▫️2019西日本実業団空手道選手権大会マスターズ60歳代型
第2位
▫️イタリアミラノ市にて、空手道、居合術、柔術の指導、演武を行う
▫️2021東京オリンピック聖火リレー出場
※ 毎年、くにびき杯空手道選手権大会、及び伝統武術演武会を
行なっている
♢武道以外の免許
保健体育中学一級免許/保健体育
高校学校二級免許/特別支援(知的障害)二級免許 准看護師
西日本療術業組合 一般指導員/なごみヨーガコミニュケーター
/気功・太極拳指導員
♢以前の役職
1982〜2010 島根県特別支援学校 保健体育教員
2004 全国高等学校総合体育大会 全国推進室勤務指導員
2005 〜2015 日本体育大学 島根同窓会 会長
2012〜2022 社会福祉法人みずうみ勤務(准看護師)
2022年7月 NPO法人重吉伸一サムライ道場設立
取得免許・職歴

武道の取得段位・役職

空手道全日本空手道連盟公認 五段
日本空手道教育研究会 八段 師範
日本空手道教育研究会武徳館 館長
日本空手道徹心会(糸東流)五段 師範
琉球鶴拳研究会 代表
インターナショナル空手古武道連盟養秀会 初段
沖縄古武道沖縄空手道 小林館 初段
島根琉球古武道研究会代表柔術
不遷流柔術 奥伝 師範
国際本派揚心流柔術 五段奥伝
大東流合気柔術 六方会 初段
貫心流柔術指導員
浅山一伝流柔術上伝
柔道講道館柔道 公認二段
居合術貫心流居合術 六段 副指導部長
(海外担当)
不伝流居合術 二段 松江支部長
武田流居合術
初伝剣道全日本剣道連盟公認 初段
総合武道日本総合武道連盟(杖術・十手術・鎖鎌術)七段
師範・達士
太極拳日本武術太極拳連盟公認 二段C級指導員
日本馮志強太極研究会
普及指導員
・日本空手道教育研究会 武徳館 館長
・国際伝統武術連盟 大和会(柔術・居合術・武器術など) 宗家
・松江藩武術保存会 会員
・松江藩武術研究会 代表
「引き寄せ」という言葉がある。
今思えば、福岡県出身の私が島根県という地方にいながら、他の県にお住まいの先生方に令和三年一〇月十九日に引き寄せられるようにお会いすることができた。色々な武道の先生にご教授いただいたことは、日本でも珍しいことだろうし、本当に恵まれていたと思う。改めて武道の神様に感謝申し上げる。 私は小さい頃は喘息児で体も弱く、よく母から「男は強くないといけん。」「男がいったん決めたことは最後までやり通さなければいけない。」などと言われて育った。「男は強くなければ」と思うたび、弱い自分が情けなく、どうしたら強くなるのかといつも考えていた。当然、強さに憧れていたが、ある日、武道場に入っていく夢を見た。道場の左の部屋では空手道で石を割っていたり組手をしており、右の部屋には柔道で投げたり投げられたりしていた。それから中学生になって、夢の中の左の道場である空手道を習いたいという思いが強くなったことから、武道(空手道)を始めることとなった。
それから五十年が経ち、色々な先生方に武道をご教授いただいた。三十二歳で空手道競技を引退した後は、空手道の研究のためにという気持ちで色々な武道に入門したが、どの武道もそれぞれ技に特色があってとても面白い。またご教授いただいた先生方の心と技に感銘し、それぞれの武道をいつの間にか深く学んでいくようになった。そうすると他の武道との接点が見え始め、「空手道のこの動きはあの武道の動きと同じだ。」「この武道とあの武道は動きは似ているが技の意味が違う。」などと感じるようになった。また、それぞれの武道の長所や短所も見え始めた。 すると武道の根っこの部分はみな同じと言うことに気がついた。それもそのはずである。人間の体で行なっている訳で、動きの根本である身体操作は同じである。私が学んだ武道を一本の木に例えるなら、身体操作という根っこがあり、そこから木の幹(私の場合、空手道が幹)が伸び、そこから横に枝(他の武道)が伸びているような感じだ。空手道を中心に研究してきたため、空手道が幹となり、枝にあたる他の武道が幹から伸びている。ここで全ての武道がつながり、空手道の練習が他の武道の練習になり、居合術の練習が他の武道の練習となり始めた。